Google がデスクトップとAndroidの Chrome ブラウザをバージョン88にアップデートしました。
Chromeにはウェブサイト用のパスワードを生成・保存してくれるパスワード管理機能がありますが、Chrome 88では新たに、保存したパスワードのうち脆弱で破られやすいものを一覧確認して、再設定しやすくする機能が加わりました。
脆弱なパスワードの確認・変更の使いかた
まず自分のプロフィールアイコンからカギ型のアイコンをクリックしてパスワード管理画面を表示 (メニューボタン、設定、パスワードでも開けます)。
「パスワードの確認」をクリックすると、従来からある機能の「不正使用されたパスワード」の下に、「脆弱なパスワード」が並びます。
「脆弱なパスワード」はログインするウェブページ、ユーザー名、伏せられたパスワードが並び、目立つボタンの「パスワードを変更」から変更もできます。
といっても、当然ながらウェブサイトやサービス側に保存したパスワードを更新しなければ意味がないため、「パスワードを変更」ボタンは元のウェブページを開く機能。
「パスワードを変更」ボタンで元のログインページを開き、現在のアカウントとパスワードでログインしてから、各サービスのパスワード変更機能を使って変更する際に Chromeに保存(更新)を選ぶ仕組みです。
昔その場で適当にパスワードを設定したまま忘れていたログインがずらりと並び削除したくなるかもしれませんが、Chromeに保存されたログイン名とパスワードを消しても、当然ながら登録した先のサービスからアカウントやデータが消えるわけではありません。
忘れていたサービスに個人情報や不適切なコンテンツが残らないよう、再訪して閉じたり更新する良い機会にもなります。
Chrome 88安定版アップデートは今後数日・数週間かけて段階的に展開予定。Chromeを再起動したり、手動でアップデートチェックしても届かない場合はそのまま待てばいずれ落ちてくるはずです。
Googleアカウント設定からパスワードの危険度を素早くチェック。「パスワードチェックアップ」機能を公開 (2019年)
からの記事と詳細 ( Google Chrome 88配信、脆弱なパスワードの一覧確認・更新機能が追加 - Engadget日本版 )
https://ift.tt/35XgDoL
科学&テクノロジー
Comments
Post a Comment